tag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post2854652305568705003..comments2022-04-06T06:38:18.079+09:00Comments on 社会科学者として: 情報収集衛星は震災の役には立たない鈴木一人http://www.blogger.com/profile/05997656569009053574noreply@blogger.comBlogger9125tag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-47725280318978381382011-10-21T16:04:52.532+09:002011-10-21T16:04:52.532+09:00攻撃機→支援戦闘機
駆逐艦→護衛艦
偵察衛星→情報収集衛星
めんどくさいね攻撃機→支援戦闘機<br />駆逐艦→護衛艦<br />偵察衛星→情報収集衛星<br /><br />めんどくさいねAnonymousnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-36961167370456942652011-07-10T18:11:03.534+09:002011-07-10T18:11:03.534+09:00私が衛星情報セソターさんのコメントに回答したコメントが表示されないので、再掲します。
===以下、...私が衛星情報セソターさんのコメントに回答したコメントが表示されないので、再掲します。<br /><br />===以下、再掲===<br /><br />内閣衛星情報セソター様、有益なコメントありがとうございます。この投稿では朝日新聞の社説に対してコメントしたので、情報収集衛星が全く役に立たなかったような書き方になってしまいましたが、別の投稿(「大震災と宇宙技術」というにはちょっと足りないhttp://kazutosuzuki.blogspot.com/2011/05/blog-post_24.html)では、以下のように述べております。<br /><br />「分解能と観測幅の関係があり、用途によって分解能は低くても観測幅が必要な場合と、観測幅が狭くても分解能が高い画像が必要な場合があります。そのため、衛星は「ベストミックス」が必要で、分解能が高ければよいというのはかなり単純な議論です」<br /><br /> なので、情報収集衛星がまったく役に立たないと言うのは言いすぎで、分解能が高い衛星も分解能が低い衛星も、異なるニーズに対応するためには必要だと思います。<br /> ただ、一つこの専門調査会でのヒアリングで衛星情報センターが述べたことで気をつけたいのは、このセンターが情報収集衛星だけでなく、商業衛星のデータも使って情報を提供していた、ということです。情報収集衛星だけでは撮像頻度が限られるので、さまざまな商業衛星のデータも含めて提供しています。なので、「情報収集衛星」だけを取り上げて、震災の役に立たせるという議論はあまり意味がなく、衛星情報センター全体で、情報収集衛星も使って、災害時の対応をするということが適切な議論なのだろうと思います。その点、朝日の社説も読売の解説も「情報収集衛星」だけを取り上げているので違和感がありました。<br /> いずれにしても、私個人としては内閣衛星情報センターが震災時にさまざまな衛星画像を使って情報提供してきたことを疑うわけではありませんし、それが政府の災害対応に貢献したことも疑っているわけではありません。ただ単に、「情報収集衛星」だけを取り上げて、それがあれば震災の対応ができる、というような議論がおかしいと思っているだけです。<br /> なにはともあれ、情報提供ありがとうございました。鈴木一人noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-23166289166221715172011-06-22T21:25:37.875+09:002011-06-22T21:25:37.875+09:00内閣衛星情報セソター様、有益なコメントありがとうございます。この投稿では朝日新聞の社説に対してコメン...内閣衛星情報セソター様、有益なコメントありがとうございます。この投稿では朝日新聞の社説に対してコメントしたので、情報収集衛星が全く役に立たなかったような書き方になってしまいましたが、別の投稿(「大震災と宇宙技術」というにはちょっと足りないhttp://kazutosuzuki.blogspot.com/2011/05/blog-post_24.html)では、以下のように述べております。<br /><br />「分解能と観測幅の関係があり、用途によって分解能は低くても観測幅が必要な場合と、観測幅が狭くても分解能が高い画像が必要な場合があります。そのため、衛星は「ベストミックス」が必要で、分解能が高ければよいというのはかなり単純な議論です」<br /><br /> なので、情報収集衛星がまったく役に立たないと言うのは言いすぎで、分解能が高い衛星も分解能が低い衛星も、異なるニーズに対応するためには必要だと思います。<br /> ただ、一つこの専門調査会でのヒアリングで衛星情報センターが述べたことで気をつけたいのは、このセンターが情報収集衛星だけでなく、商業衛星のデータも使って情報を提供していた、ということです。情報収集衛星だけでは撮像頻度が限られるので、さまざまな商業衛星のデータも含めて提供しています。なので、「情報収集衛星」だけを取り上げて、震災の役に立たせるという議論はあまり意味がなく、衛星情報センター全体で、情報収集衛星も使って、災害時の対応をするということが適切な議論なのだろうと思います。その点、朝日の社説も読売の解説も「情報収集衛星」だけを取り上げているので違和感がありました。<br /> いずれにしても、私個人としては内閣衛星情報センターが震災時にさまざまな衛星画像を使って情報提供してきたことを疑うわけではありませんし、それが政府の災害対応に貢献したことも疑っているわけではありません。ただ単に、「情報収集衛星」だけを取り上げて、それがあれば震災の対応ができる、というような議論がおかしいと思っているだけです。<br /> なにはともあれ、情報提供ありがとうございました。鈴木一人noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-82788791429104369382011-06-22T20:49:35.482+09:002011-06-22T20:49:35.482+09:00○ 大震災にはどれだけ役立ったのかお教え願いたい。
● ( 内閣情報調査室) 内閣情報調査室において...○ 大震災にはどれだけ役立ったのかお教え願いたい。<br />● ( 内閣情報調査室) 内閣情報調査室において、情報収集衛星を運用する内閣衛星情報センターからの情報も含め、必要な情報を収集分析しており、その一環として、集約された情報に基づき被災状況推定地図を作成し、3月11日の大地震の後、13日から、官邸、関係行政機関等に配り出した。危機管理対応として重要な点は、どこに津波の被害があり、どれだけの体制で政府等が対応すべきかが一番重要で、それを分かるようにするのが我々の目標であった。配布した地図については関係行政機関等から現地対策本部等にも配って頂いた。その後、国土地理院、パスコなどでも類似の資料を作成されているが、我々が一番初めに危機管理対応に必要だということで被災状況推定地図を作成した。原発についても、官邸、東京電力の対策本部に毎日のように商用衛星の画像をお配りした。<br /><br />http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/senmon/dai13/gijiyoushi.pdf内閣衛星情報セソターnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-25028568301227144012011-05-18T07:08:02.325+09:002011-05-18T07:08:02.325+09:00「先生方」ではなくて「先生」です。具体的には(空気が読めるほうの)KY先生のお気に入りでした。私を含...「先生方」ではなくて「先生」です。具体的には(空気が読めるほうの)KY先生のお気に入りでした。私を含めて他の多くの先生はかんろ一筋です。故元助手A.T.noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-49078956612232254762011-05-17T16:06:41.834+09:002011-05-17T16:06:41.834+09:00札幌の駅ビルのところは行ったことがあります。民事法の先生方はおしゃれなところで飲んでいらっしゃるので...札幌の駅ビルのところは行ったことがあります。民事法の先生方はおしゃれなところで飲んでいらっしゃるのですね。鈴木一人https://www.blogger.com/profile/05997656569009053574noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-3980838157215390372011-05-17T13:46:04.681+09:002011-05-17T13:46:04.681+09:00宙(そら)という民事法の先生御用達のワインバーが札幌にある(あった)んですよ。大通のお店は閉店してし...宙(そら)という民事法の先生御用達のワインバーが札幌にある(あった)んですよ。大通のお店は閉店してしまったのですが...故元助手A.T.noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-53981016051603650772011-05-17T09:52:53.835+09:002011-05-17T09:52:53.835+09:00コメントありがとうございます。まず「イデオロギー」という表現についてですが、私の意図としては「マルク...コメントありがとうございます。まず「イデオロギー」という表現についてですが、私の意図としては「マルクス主義」とか「新自由主義」といった大きな価値体系を指しているのではなく、「宇宙の平和利用=軍事的に関連した行為に使ってはいけない」という価値観のことを指しています。なので、ちょっと誤解を招いたかもしれません。<br /><br />情報開示不足はその通りだと思うのですが、本文でも述べたとおり、情報収集衛星は偵察衛星として想定されているものであり、偵察衛星の情報というのは古今東西を見ても、基本的に開示しないというのが一般的です。内閣衛星センターの言い分だと「手の内を知られたくない」ということなのですが、衛星の軌道や仕様についてはある程度想像することができます。なので、偵察衛星の情報を隠す理由は具体的な仕様を知られるのを避けるため、というよりも、「戦略的あいまいさ」を維持することにあると考えています。つまり、「いったいこの衛星は本当に何をやっているのだろう」と疑問を持たせることで、「もしかしたら、自分のやっていることが丸見えなのかもしれない」という不安感を創出して抑止力に代えるという考え方です。なので、各国とも偵察衛星の情報をわざと開示しないのです。それを朝日新聞のように影響力のあるメディアが理解していないというのがちょっと気になります。私のような部外者で素人でもある程度の常識をもってすれば、情報収集衛星の観測幅を想像することはできるので、朝日新聞にそれができないはずはありません。それなのに、「宇宙は平和利用されなければならない=軍事的な行為に関連しそうなことはしてはならない」という「イデオロギー」が邪魔をして、そうした簡単な推測すらできなくなっているように思います。<br /><br />「宙の会」ですが、Googleなどで検索してもらうとわかりますが、これは殺人事件の被害者家族の会の名前と同じで、やや紛らわしいですね。いずれにしてもワインとは関係ないですが。鈴木一人https://www.blogger.com/profile/05997656569009053574noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1311352742970354378.post-23241620722419435172011-05-17T08:28:23.123+09:002011-05-17T08:28:23.123+09:00し、知らぬ間に単著を仕上げていたのですね...おめでとうございます。
本題と関係なくて申し訳ありませ...し、知らぬ間に単著を仕上げていたのですね...おめでとうございます。<br />本題と関係なくて申し訳ありません。<br /><br />本題ですが、あの社説とイデオロギーとはそこまで関係ないのではないでしょうか?宙の会(もしくは白子悟郎さん)を存じ上げないのですが、こちらもイデオロギーにとらわれていないのでしたらceteris paribusではないような?<br />社説の指摘する問題点は、単に広い意味での情報開示不足でして、このブログに書いてあるような情報収集衛星の機能・特性さえわかればよいわけですよね。後は、この情報を調べる義務を報道する新聞記者(社説執筆者)が負うべきか、それとも当局が積極的に説明する義務を負うべきかということのような気がします。<br />しかし「宙の会」ときくと、ちょっとお洒落?すぎて札幌のワイン同好会かなんかかと思いました。個人的には「めぐりあい宇宙」に興味津々ですが...故元助手A.T.noreply@blogger.com